プログラミング生放送勉強会のはじめかた(放送編) #pronama

セッションや放送(ライブストリーミング配信)に関する部分を、別にまとめました。プロ生勉強会のはじめかた、もうひとつはこちら → プログラミング生放送勉強会のはじめかた

撮影環境そんな三脚で大丈夫か?

はじめに、放送に関して、たいしたノウハウがあるわけではないです。ライブストリーミングやニコ生の設定は詳しいサイトを参照してください。

現状よりもっと良い環境や放送を目指したいのだけど、わかったことは、お金かけても 数千円の Web カメラでの配信とたいして変わらないってことでしょうか。そして、見ている人は、最低限の品質(配信が途切れる、聞き取れない、文字が読めないってことがない)さえあれば、あまり気にしている人は少ない印象。コンテンツ重要。

項目を次のようにわけました。

  • セッション
  • ニコニコメソッド
  • 映像
  • 音声
  • 放送用 PC
  • ネットワーク回線
  • 配信・録画
  • その他

セッション

資料作りと当日のセッションに関して。放送を考えて、講師の方へのお願いしていることなど。きちんとすべて実践できているわけではないですが、こうしておけば良くなるんじゃないかなという内容。

資料(スライド)

ニコ生の場合、視聴者は 512 x 384 ピクセルの大きさの画面を見ます。スクリーンを映すので、スライドの大きさはさらに小さくなります。また画質も良いわけではないです。Ustream の場合もワイド画面対応などありますが、小さい画面というのは、そうたいして変わらないです。

それを踏まえて資料は次のようにお願いします。

  • スライドの文字は大きく・太く
  • 黒背景・白文字を避ける(プロジェクタ表示だと映えないので)
  • コマンドプロンプトやエディタも白背景・黒文字に

その他の資料に関するお願いごと。

  • 原則、スライドは PowerPoint か PDF で作成
  • 事前に公開しない。ちなみに、事後にコミュニティでまとめて公開もしてません。
  • 事前に提出してもらう(締め切りは3日前ぐらい)

ニコニコメソッドを使うと、コメントが邪魔という声が(最初は)あったので、希望者には印刷資料を配布するようにしてます。ただ、印刷資料の用意は手間なので、申し込み時の希望を選択できるようにしていましたが、第9回から希望者はフリーコメント欄に記入ということにしました。

発表スタイル

プロジェクタでスクリーンにスライドを表示します。ニコニコメソッドを使用するため、Windows PC が前提です(Mac 用のツールを作りたいよねって話はしてるけど……)。違う発表スタイルの勉強会は今後何かしていくかも。

マイクの使用は、マイクなしで声が届く部屋でもマイクを使った方が、放送は聴きやすいと思う(機械音などの雑音も相対的に小さくできるはず)ので、使う方向で。

あとは、会場と視聴者とで、見え方が変わってくることはできるだけ避けます。たとえば、携帯端末などを使用した実機のデモは、Web カメラで撮影するなどしてデスクトップに表示してそれをスクリーンに表示します(直接、放送用のカメラに見せたりしない ← そうるすると会場では見えない)。

箇条書きにすると……、

  • プロジェクタでスクリーンにスライドを表示
  • マイクの使用(マイク・スピーカーを用意していた場合)
  • アプリの実行などのデモは歓迎(フォントの大きさと色 注意! )
  • Mac・Linux の場合、PC を切り替えるので、デモのタイミングはまとまってると良い
  • 実機デモがある場合は、Web カメラなどでデスクトップに表示
  • ニコニコメソッドを使用(ツール MISAO の使用)
  • 指示棒・レーザーポインタを使わない(2面スクリーンだと対応できない。レーザーポインタは見づらい)
  • 資料配布禁止(手持ちの資料を参加者が見ながら進めていくのはダメってこと)
  • ホワイトボード禁止(見づらい)

といった感じです。

質問タイム

セッションの終わりに、質問を受け付けてもらいます(会場と視聴者から)。最後にオンライン視聴者のコメントを拾うのと拾わないのでは、受けが全然 違うと思います。

セッション中の質問も OK。途中で視聴者のコメントに答えるかは自由です(というか、やろうとしても なかなか難しい)。

ライトニングトーク

プロ生では5分きっかりのライトニングトークをしてます。募集は参加登録時の連絡欄に記入してもらっています。ライトニングトークでもできるだけニコニコメソッドを使いたいので、事前に運営側で用意したノート PC でするか、参加者のノート PC でするか、デモの準備が必要かなど簡単に打ち合わせをしておきます。

プロ生では、自作のタイマーを使っていて、時間になるとドラ娘が出ます。作りがしょぼすぎるので非公開。

ドラタイマー

ニコニコメソッド

プロ生ではニコニコメソッドを使っています。下の写真の 8888 とは 拍手のこと(ぱちぱち)。

ニコニコメソッド

スライド上にコメントをニコニコ動画のコメントのように表示することを、ニコニコメソッドと呼んでいます。自作のツール MISAO を使って、ニコ生や Twitter のコメントを表示します。ちなみに、公開しているソフトのは少し古いです(更新しないと……)。

ニコニコメソッドを使うと、

  • なんか楽しい
  • 気軽につっこみが可能

という効果? があります。視聴者からのコメントは、タイムラグがあるのでワンテンポ遅れてしまいます。

デメリットは、

  • スライドが見づらい(という意見もある)
  • 誹謗中傷・卑猥な言葉・荒らしメッセージなども出る

といった感じです。不必要なコメントはできるだけ表示されないようキーワードのフィルタリングなどあらかじめ対処しておきます。

映像

スクリーンをカメラで撮影して配信します。プロ生は人物を映さないので、Picture in Picture なんかはありません。カメラの2系統入力や切り替えもないです。テロップやデスクトップのキャプチャ画面の配信はしたこともあったけど、マシンパワーもマンパワーもいるので、ほぼしません。

ニコ生以外にも最近は Ustream でも配信してます。今のところ視聴者数的に Ustream の方がおまけ扱いです。カメラ映像はそれぞれ異なるものを使用します。

カメラ1

ここから少し機材紹介。はじめて買ったのは、Microsoft LifeCam VX-5500 。今でも使用してます(Ustream 用)。3000円弱。画質・音質ともにこれで十分な気もします。

カメラ2

でも、もう少し質を良くしたい! ってことで HD ビデオカメラを購入。SONY のは、暗い室内でも綺麗らしい。購入時のチェックポイントとして、AV 出力(コンポジット出力?)の時に、録画のマークやメニュー画面が出力した映像に表示されないか確認が必要です。実は、これの購入前にキヤノンのビデオカメラを買ったら、録画マークまで出力されてて使えませんでした(ショックすぎる!)。そのカメラは友人に売りました。ありがとう。そして、ありがとう!

ビデオカメラは、セッションの録画にも使えます。

ビデオカメラだけじゃ PC に取りこみ Web カメラとして使用できないので Princeton USBビデオキャプチャーユニット デジ造 Vista 対応版も購入。これの前に、I-O DATA USB 接続ビデオキャプチャー GV-USB2 も買いました。こっちは、音を PC に取りこめませんでした。音声入力は別系統であれば使えました。

三脚も必要ですよね。SLIK 三脚 ミニ2 。ちいさくてかわいいです。基本的に机の上に置いてスクリーンを撮影しています。

HD ビデオカメラですが、ニコ生で放送する場合は、SD 画質で撮影して取り込み利用してます。そのため録画画像も SD 画質で残念な感じです。あと会場は基本的に薄暗いし、スクリーンが照明で少し見にくいなどで、いい絵をとるのは難しいかも。第6回第7回第8回 は、このカメラの画像と音声です(SD 画質)。ただし、第8回の IE のセッションは、撮影を忘れてニコ生のキャプチャ動画です。第9回 は、試しに放送には使用せず HD 画質で録画しました。いずれの動画も、ニコ動にアップロードするため、元動画をエンコードしてます。

また撮影時の映像のサイズは、ビデオキャプチャの性能にもよります。購入したビデオキャプチャで HD 画質の取り込みはできません。

カメラ3

別にビデオカメラじゃなくても、Web カメラでいいんじゃないだろうか……。でも 3000円のよりは良いのがほしい! ってことで、LifeCam Studio Q2F-00008 を購入。良いところは一般的な三脚に取り付けられること。SLIK 三脚 ミニ2 をもうひとつ購入。レンズキャップも付いていましたが、ふたをしてもすぐにとれてしまうので、一瞬で失くしてしましました。

ダウンスキャンコンバーター

もし、スクリーンを撮影するのではなく、プロジェクタに入力する映像をそのまま取り込みたい場合、ダウンスキャンコンバーター(とビデオキャプチャ)を使います。プロジェクタと PC との接続の間に入れて使います。ELECOM ダウンスキャンコンバータ AV-DSC1 を買って持っています。ただ、プロ生勉強会では使用しませんでした。使用した場合、結構 画質は落ちてしまいます。スライド作りに注意しておかないと文字が読めないかもしれません。

USB ハブ

Web カメラの延長に、少しコードが長めの USB ハブがあると便利です。持ってるのは、これかな → バッファローダイレクト/USBハブ ■ BSHT420WH 2メートル程度の長さですが、結構 役立ってます。

カメラの操作・設定

カメラを設置したら、後は終了まで基本的に何も操作しません。

セッティングとして、ビデオカメラも、LiveCam Studio もオートフォーカスを切ります。スクリーンが吊り下げのタイプでゆれや、スライドの切り替えで、オートフォーカス機能が動く(ピントが前後する)ため、マニュアルフォーカスにしておく方が視聴者にとっては良いと思う。といいつつ忘れてたりします。

ホワイトバランスは、あまり気にしてません。というか良くする方法がよくわかってないかも。ビデオカメラには屋内撮影や蛍光灯モードなどがあるので、それを選んだり選ばなかったり。

設置場所は、記事のはじめにあるように机の上でスクリーンの前。高い三脚を持っていないので、少し見上げる角度になってしまいます。たいていの Web カメラは三脚に取り付けられず、設置も不安定なことが多いので、養生テープもあると役立ちます。

音声

音声は、映像を良くするよりも難しいですね。

音声の入力は、カメラのマイクを使う方法と別にマイクを用意する方法があります。音源は、講師の声以外に、質問者の声や、場合によっては PC などの音(音の出るデモなど)などがあります。

会場の雑音を拾わず、必要な音声だけをいかに入力できるかがポイントです。マイクの質が悪く何もしなくてもザーザー雑音が入るというのは論外ですが、普通の Web カメラを使用していれば聞き取れる程度の音声には少なくともなると思います。ただ、会場の雑音を拾わず、参加者の声は拾うことまでしようとするとたいへんです。

マイクは、カメラのマイクと別系統のマイク、どちらの方法もしたことがありますが、最近はカメラのマイクを使うことが多いです。

別にマイクを用意

別にマイクを用意したときは、いわゆるカラオケマイク? を使いました。用意したのは1個だけです。

買ったのは、audio-technica ダイナミック型ボーカルマイクロホン AT-X11

あわせて台座も購入。 audio-technica マイクホルダー AT8405Aaudio-technica マイクスタンド AT8601

これを直接 PC につなぐのではなく、UA-4FX :: 製品 :: ローランド を通して使います。ここらへんは、全部 詳しい人に聞いて、そのまま買いました。

使ったカラオケマイクの特徴は、マイク特有の音(うまく伝える言葉がわからない! マイクを机に置いたり、持ったりしたときにボボボっと入るような音です)はありますが、口に近づけて話さないとそれ以外の音は拾わず、雑音がなくなります。ただ、ほんと近づけていないと声を拾えず、スタンドにおいてライブコーディングみたいなことはできませんでした。

PC など機械の動作音などの雑音を減らすにはとてもいいです。ただし、参加者の声は、ほぼ聞こえないことになります。会場の笑い声なども入りづらいです。

カラオケマイクの使用

カラオケマイクの使い方は、2通りの方法で使いました。

  • 直接、講師が持って使う。
  • 講師は会場のマイクを使って、放送用カラオケマイクは会場のスピーカー付近に置く。

ひとつめは、会場の部屋が小さめで会場のマイクが必要ない場合。放送のために講師はマイクを持って話します。第3回 の動画が、この状況の時です。雑音が少ないと思います。

ふたつめは、会場用のマイクもあり、ふたつのマイクを持って話すは厳しいので、しかたなく会場のスピーカー付近にマイクを置くというマヌケなスタイルです。

会場のマイクの入力を、会場のスピーカーと放送への入力にすることができれば良いですが、そのようなことができる会場はなかったです。会場の備え付けでない(持ち運び可能なマイクとアンプスピーカーを使っている)場合は、機材があれば可能ではあるかな?

参加者の音声

カラオケマイクの場合、雑音を減らせますが参加者の声が入らず、参加者の質問の声への対応を考えないと視聴者から聞こえないとつっこみをたいてい受けます。

対策は、

  • 質問時にマイクを使ってもらう。
  • 講師が、質問を繰り返してから答える。
  • 参加者の声を拾うための集音性の高いマイクを用意する。
  • あきらめる。

といったところです。

理想的な解決その1は、質問時にマイクを使ってもらうです。参加者用のマイクを用意してスタッフが質問者にマイクを渡します。ただし実際やろうとすると、なかなか難しいです。マイクを運ぶ人もいるし、マイクを渡すのに時間も少しかかるし、マイクなしで発言する人もいるので。

そこで、講師が質問を繰り返してから答える。でもこれも慣れていないと難しいですね。

理想的な解決その2。参加者用の集音性の高いマイクを用意する。これはまだしたことがないです。お金かかる割に効果うすそうってことで今のところする予定はないです。

最後の解決策?は、あきらめるですw また、次のカメラのマイクを使う方法にたどりつきます。

カメラマイクの使用

ビデオカメラ・Web カメラのマイクの使用は、会場のスピーカーごしの音を、または 直接 声を拾うってことです。

カメラのマイクを使用した場合、たいていサーっという音がのりますが(マイクの特性か、実際の会場の PC などの雑音かはよくわからないです)、スピーカーを通していない参加者の声もある程度は拾います。

講師の声は、スピーカーごしの音声をカメラマイクで受け取り、参加者の声をスピーカーなしで受け取るともちろん音は小さくなり、視聴者からもよく聞こえないとつっこみがきますが、大きい声であれば聞こえないこともないかなと思ってます。講師が質問内容を繰り返すのを気に留めておくなどして、ここらへんが妥協点かなと思ってます。

あと、カメラマイクを使うと、持ち運びする機材も減って楽です。

放送用 PC

放送に使う PC について。

放送用といっても、たくさん PC は準備できないので発表用と共用もしてます。そうなるとデモで負荷のかかる処理はしないなど気を付けておかないと放送に影響がでます。

必要なのは、放送を行う PC です。放送を確認する PC まで用意したことはありません。映像編集などを行う PC もないです。

今までに使用した @jz5 の PC はこちら。最近は高画質の映像を放送するため、クライアント側でライブエンコーディングします。ただし高スペックのマシンでないと厳しいです(ネットブックなどではダメ)。ニコ生の場合は、Adobe Flash Media Live Encoder (FMLE) を使います。

  • LaVie J LJ750 LH
    • Core 2 Duo U7600 (1.2 GHz), DDR2 PC2-4200 2GB, Mobile Intel GM965 Express, 1.297 kg
    • FMLE 無理。クライアントエンコーディングしなければ問題なし。
    • これを購入時は、勉強会を主催していなかったし、クライアントエンコーディングの必要性がでるのもまだ先の話です。
    • どうでもいいですが、無線 USB 付のノートです。一度も使ったことないけど。
  • MacBook 2130 MC240J/A
    • Core 2 Duo (2.13 GHz), DDR2 PC2-6400 2GB, GeForce 9400M, 2.27 kg
    • FMLE 無理。
    • LaVie よりはスペックあるけど、FMLE 無理なので重いだけという……。
    • FMLE もできるよう MacBook Pro 2300 MC700J/A に買い換えました(6月)。
  • VAIO Z シリーズ VPCZ12AFJ
    • Core i7-620M (2.66 GHz), DDR3 PC3-8500 8GB, GeForce GT 330M, 1.36 kg
    • FMLE 可能。
    • 勉強会を主催してなかったら買っていなかったと思うw
    • FMLE で一度 ニコ生と Ustream に配信したことがありましたが、熱で落ちました

勉強会を強く意識して買ったのは VAIO Z だけですが(LaVie は勉強会に参加を考えて当時 買いました)、購入ポイントは FMLE ができるスペックかどうかと重量かな? ただ、複数台 PC を持ち運ぶと重量が軽くてもあまり意味がないような。上記 3 台を持ち歩いた時は馬鹿じゃないのかと……。あと、最近は WiMAX 内蔵がいいですね。

デスクトップのように据え置きで使うような高スペックノート PC を持ち歩くのもありかなーと思ってます。

勉強会によっては、スーツケースにタワー PC を入れて持ち運んでいるところもあるようです。最近だとクラウドを使うのもありなのかな。PC はたくさんあって困りません。放送だけでなく、発表用にも使えます。また、スペックもあがると夢が広がりますね(会場に配信サーバー置くとか)。

プロ生の場合、FMLE が使用できるのは、VAIO Z だけのため、これがメイン PC です。現在 販売している たいていのノート PC であれば(Core i5 以上とか)、FMLE が使えるのではないかと思います。でも発表用と兼用を考えてくると(さらに Visual Studio でデモなどを考えると)悩ましいところかも。

FMLE による配信は、ある程度スペックが要求されますが、クライアントエンコーディングを使用しなければネットブックで十分(Atom 程度は不明)だと思います。おまけ用の配信は、スタッフに協力してもらって放送用 PC を提供してもらうこともあります。

PC を借りる場合、Web カメラのドライバインストールなどは注意しておかないと、当日に時間を要します。また、会場のネットワークの速度には限りがあるので、ソフトのアップデートなどは事前に済ませておきます。当日など直前であれば、アップデートは事後に行う方が無難かもしれません(動かなくなる危険性が!)。

ニコ生、Ustream など同時に配信する場合は、ノート PC や Web カメラを別にします。できればネットワークもわけます。あまり 共用してしまうとトラブル時にすべて障害がでるので、「見れなかったらこっち見て!」ということができません。

事前の設定・作業

  • ソフトウェアのインストールとアップデート
  • 使用しない録音デバイスは無効にしておく

ネットワーク回線

放送に使用するネットワーク回線や関連の話です。

事前のチェック

会場は、有線 LAN のある環境がベストです。放送は有線が最適です。会場の事前のチェック項目は次の通り。

  • 有線・無線 LAN が使用できるか。
  • 使用できる場合、速度が十分か、ポートが解放されているか。
  • 電波の状況。どのキャリアのネットワーク(WiMAX, EMOBILE など)が接続できるか。
  • 実際に会場を利用したことがある方に聞くなど通信環境を聞く。

ニコ生は 80 ポートで放送できません。速度は上り数百 kbps あれば放送可能。ポートがあいてるかなどは、実際に会場を利用したことがないとわからない場合がほとんどです。

あらかじめ、どのように回線を利用するかは計画しておきます。また、スタッフが用意できる回線も確認しておくと良いです。

会場によっては、LAN ケーブルとルーター(無線オンリーのものではなく、LAN ハブとして使えるもの)を持っていきます。

重要な部分ですが、借りられる会場や所有している回線は限られているので、たいして準備することは実はないです。当日、繋がらなければあきらめるしかないですね。幸い今のところ、まったく放送できなかったことはありません。

参加者への無線 LAN の提供

参加者への無線 LAN 提供は、会場の設備で提供できれば行います。ない場合は、回線に余裕があるときのみ、無線ルーターなどを用意して提供しています。

Windows 7 であれば SoftAP も使えます(使い勝手が大幅に向上したWindows 7のワイヤレス機能 - @IT)。

放送・録画

放送と録画に関して。

ニコ生予約

ニコ生の場合は、「予約」という作業をしておきます(有料)。予約作業を行うと、告知効果とユーザーが「タイムシフト予約」できます。タイムシフト予約は、放送後に一定期間 視聴できる機能です(無料会員は後から放送を視聴するにはタイムシフト予約が必須、有料会員はその必要がありません)。

ニコ生は、通常30分で放送が打ち切られます。予約により「延長」が可能となります。延長は有料ですが、勉強会の時間(朝・昼間~夕方)は、まず間違いなく無料で延長できます(終了3分前に延長作業を行う)。

延長した状態で予約も可能です。最近のプロ生では勉強会の時間帯すべてを予約しておきます。単純な換算さと 500円/30分。コミュニティのレベルで料金は変わって、プロ生の場合、100円/30分。まとめて予約しておくと、延長作業が不要、勉強会の時間帯に別の番組が予約をされる心配もありません。

ニコ生のシステムは、利用してる人にはあたりまえだし、利用してない人にはわかりにくい内容ですよね。

エンコーディング

FMLE の、ここ3回ぐらいの設定は次の通りだと思う。経験を重ねてベストな設定というわけではないです。ニコ生関連のエンコーディングは、良いまとめサイトが見つかると思うのでそちらを参考にしてみてください。

  • Input Size: 640 x 480 ピクセル(または同程度のサイズ)
  • Output Size: 512 x 384 ピクセル
  • Format: VP6
  • Frame Rate: 10.0 fps
  • Bit Rate: 200 Kbps

Ustream の場合は、FMLE か Ustream Producer が使えますが、Ustream 用にクライアントエンコーディングして配信したことはありません。

放送

特になし。トラブルは慣れるしかないです。

録画

ビデオカメラで録画します。ニコ生の場合、当日 録画していなくても、タイムシフト(1週間 放送が見れる)の映像を、デスクトップキャプチャするアナログチックな方法でも保存可能です(とてもめんどくさいですが)。

Ustream の場合、録画しながら配信も可能です。ただし、要求スペックがあがると思います。

録画した動画は、ニコ動にアップします。あまり再生数はのびないけど、ツイートをみると後から全部見たって方もいるし、勉強会を紹介するのにも使えるし良いかなと思ってます。ただし、死ねとコメントがついたりします。

その他

その他、機材関連とか。

写真撮影

勉強会を記録に残すため、勉強会の模様をデジカメで撮影します。あまり実践できていません。勉強会を紹介するときや Blog を書くときに助かります。写真係をお手伝いの方にお願いしておくといいかも。

うまく撮影できている必要はないけれど、同じ構図で何枚も撮ってもらえていると、1枚が失敗していても使える場合が多いので良いですね。

テーブルタップ

テーブルタップはたくさんあって困りません。いっぱいあると持ち運びは邪魔ですけど。プラグ部分が折り曲げられるタイプは、コンセントが床のふたを開けるとあるタイプのものに、うまく差し込めなかったりします。

PowerPoint ブロードキャスト

ここ最近はあまり使用していないのですが、PowerPoint 2010 を使用すると、スライドを配信でき Web ブラウザーで閲覧できます。プレゼンターの操作に併せて表示が切り替わります(アニメーションもします)。音声は送れず、Messenger などとの併用が想定された機能です。

スライドのみ見たい人向けに利用していましたが、ニコ生・Ustream を通した音声では、タイムラグはありすぎてあまり有効に活用できないようです(スライドの操作が先にされてしまう)。