クロスプラットフォームのデスクトップアプリ実行環境 Atom Shell が Electron に改名

JavaScript で Windows/Mac/Linux デスクトップアプリを開発できる「Atom Shell」が、「Electron」に改名したとのこと(Atom Shell is now Electron)。

Electron

Electron は、Node.js のようなデスクトップの実行環境を提供し、GUI 部分は Chromium ブラウザーを利用するため、Web 技術を用いてデスクトップアプリが開発できます。

また、アプリの自動更新、Windows インストーラー、クラッシュレポート、通知機能など、ネイティブアプリの機能が JavaScript API として用意されています。

もともと、Atom Shell は、エディター「Atom」のために用意されたものですが、現在では、Slack などで使用されているようですね。

クイックスタート: Electron を試す

Electron をダウンロード して、ドキュメント のチュートリアルを試してみました。

用意するファイルは次の package.json, main.js, index.html。

実行

「electron your-app」と実行します(your-app は、ファイルのあるフォルダー名)。

electron-sample

簡単ですね。

デスクトップ環境の統合

これだけでは、デスクトップアプリの意味がありませんが、デスクトップ環境の統合 を見ると、いろいろなネイティブ API を利用できることがわかります。

次のように書き足すと、Windows のユーザータスクが利用できました。

electron-sample2

おわりに

今回は改名ということなので、以前からの「Atom Shell」で検索すると、日本語情報もいろいろと出てきます。Web 技術でクロスプラットフォームな、デスクトップアプリを作りたくなったら Electron を試してみるのもいいかもしれません。

余談: Atom エディターで TypeScript 入門。

Atom といえば、4/22 に連載を開始した「TypeScriptってどんなもの? プロ生ちゃんと始めてみよう!」。Atom をインストールして、環境構築までしているので、こちらもチェックしてくださいね。

プロ生ちゃんの背景+ボイスを設定できる Atom 拡張「atom-pronama-chan」もおすすめです。